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ペットドア

古い一軒家の最大の問題、それは冬の寒さ

古い一軒家は気密性が低いために、冬は極寒になります。外から家に入ると、日が当たらない分だけ、家の中のほうが寒かったということもしばしば。隙間だらけで暖房をかけても効きが悪いのです。賃貸マンションに住んでいたときとは温度が全く違います。引っ越してきて慣れるのに数年かかりました。

夏の暑さはマンションよりマシですが、夏もエアコンが効きにくいのは同じです。でも、一軒家には1階も2階もあって、部屋数も多いので比較的涼しい場所があります。猫ちゃんは、自分で居心地のいい場所を探して涼むことができます。

そうは言っても、猫ちゃんももう14歳。人間に換算すると70歳なので、夏もエアコンを切らないようにしています。年中、毛皮を着ていますしね。すると問題になるのが電気代です。冬もそうですが、猫ちゃんが部屋から出入りできないといけないので、ドアを開けておく必要があります。これまでは、熱や冷気を遮断するカーテンで間仕切りをして、しのいでいました。でも所詮、布。隙間から冷気が逃げていってしまいます。なんたる非効率。

ペットドア

そんな非効率を解消しようと、今年の1月に導入したのがペットドア。「小型犬・猫用L型ペットドアー ペットスルーもん」という商品でネットで購入しました。引き戸にはめ込むタイプのもので、ペット専用の小さな出入口がついていて、自由に出入りができるようになっています。扉を開けたままにしなくていいので、冷暖房題を節約できます。値段は税込み19,800円でしたが、しっかりした作りで長持ちしそう。寝室の引き戸につけました。重くて設置が大変でしたが、一度設置してしまえば安定しています。

ペットドア、右下にある透明な扉が開くようになっています。引き戸はこれまでと同じように動きます。

猫ちゃんがペットドアを通らない

設置したのはよかったのですが、猫ちゃんがペットドアを通ろうとしません。ドアと認識できないのかと思って、扉を開けて何度か猫ちゃんを通らしたりしたのですが、通らない。一週間以上、根気強く教えても、やはりだめ。警戒心が強いからでしょうか。扉を頭で開けるのが怖いのでしょうか。それとも老猫になって、新しいことが覚えられないのでしょうか。

すこし諦めかけた頃に、ドアを通るようになっていました。何がきっかけだったのでしょう。全くわかりません。とにかく無駄な買い物にならなくてよかったです。ドアをずっと閉じていられるので、エアコンの効率が良くなりました。仕事が終わって家に帰ると、猫ちゃんがエアコンの効いた部屋で涼んでいるのをみると、しみじみよかったと思います。

家に帰ると、僕のベッドのひんやりマットの上で寝ていました。

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