スーパーで子持ちカレイを売っているのを見ると、カレイの煮つけを食べたくなります。鍋で作るのは美味しいのですが、火加減を見たり煮汁をカレイにかけたりと、それなりに手間がかかります。それがヘルシオで煮魚を作れば、失敗知らずで、簡単です。
煮魚と言っても、実際は予め味を染み込ませておいた魚を蒸して作ります。つけ汁と一緒に蒸すと、つけ汁が煮魚の煮汁になって、煮て作ったのと同じに見えます。
切り身の白身の魚なら、なんでも美味しいと思いますが、子持ちカレイがおすすめです。
煮魚の作り方
- 洗った魚を洗って、表側の皮に十字の切れ目を入れる
- 「すき焼きのたれ」と生姜を入れた袋に魚をつける
- 冷蔵庫で魚の表側を下にして、3時間以上つけておく
- 容器に魚を並べて、つけ汁を底に広がる程度入れる
- ヘルシオの上段に角皿(天板)を入れる
- 角皿(天板)の上に魚の入った容器を載せる
- 水タンクに水を入れる
- まかせて調理「蒸す・ゆでる」を選び、スタートボタンを押す
- 容器を取り出し、魚を盛り付け、煮汁を魚にかける
工程が多いように見えますが、面倒な作業はありません。
1. 洗った魚を洗って、表側の皮に十字の切れ目を入れる
魚は洗って、ウロコやぬめりを取ります。表側の皮に切れ目を入れると、加熱して身が縮んだ時に皮が破れにくくなります。魚の臭みが気になる場合は、魚にお湯(熱湯はだめ)をかけるとよいですが、新鮮な魚なら省略できます。熱湯がだめなのは、急激に身が縮んで皮が破れるからです。
2. 「すき焼きのたれ」と生姜を入れた袋に魚をつける
漬け汁は「すき焼きのたれ」がおすすめです。甘みが強めの方が美味しいと思います。甘すぎるのが気になれば、「すき焼きのたれ」を「めんつゆ」で割ります。生姜は「桃屋のきざみしょうが」やチューブのおろし生姜を適当に入れて、タレに混ぜておきます。浸ける
たれの量は魚がたれにつかるのであれば、適当で大丈夫です。
3. 冷蔵庫で魚の表側を下にして、3時間以上つけておく
加熱時は、魚の表側はたれに漬からないので味が付きません。なので、予め魚の表面に味を染み込ませておく必要があります。逆に裏側は加熱中にたれにつかっているので、予め味を染み込ませる必要はありません。
4. 容器に魚を並べて、つけ汁を底に広がる程度入れる
猫太郎は、容器は「取っ手の取れるティファール」のフライパンを使っていますが、底が平である程度の深さのある容器であれば何でも使えます。ある程度の広さが合ったほうが、調理後に魚を取り出しやすいです。
冷蔵庫から出したての魚を容器に重ならないように並べます。次に袋に残ったつけ汁を容器の底に広がる程度に入れます。つけ汁を入れすぎると、煮汁が塩辛くなってしまいます。一度作ってみると加減が分かると思います。もし出来上がり後に煮汁が少なすぎれば、残ったつけ汁を加熱してかけてもよいです。
魚と一緒にネギなどの火の通りやすい野菜を調理することもできます。
5. ヘルシオの上段に角皿(天板)を入れる
6. 角皿(天板)の上に魚の入った容器を載せる
7. 水タンクに水を入れる
8. まかせて調理「蒸す・ゆでる」を選び、スタートボタンを押す
調理開始後に、仕上がり(弱め・標準・強め)を選ぶことができます。魚が小さければ、弱めとしてもよいですが、特別に希望がなければ選択する必要はありません。
9. 容器を取り出し、魚を盛り付け、煮汁を魚にかける
調理後の魚は柔らかく身が崩れやすいので、注意して取り出して皿に盛り付けます。その後で、容器に残った煮汁を適量魚にかけます。
後片付け
ヘルシオの後片付けは、
- 容器を洗う
- 天板を洗う(ほとんど汚れていないので簡単)
- 庫内を拭く
- 水受けと水タンクをゆすぐ
だけです。庫内を拭くかわりに「お手入れ設定」から「庫内乾燥」を選んでもよいです。
ヘルシオで煮魚は簡単・手間なし
切り身魚に下味をつけて、まかせて調理で蒸すことで、誰でも簡単に手間をかけずに作ることができます。予め魚をたれに漬けておけば、冷蔵庫から出してすぐに調理可能です。注意が必要なのは、加熱する時に入れるつけ汁の量です。多すぎると味が濃くなりすぎます。それ以外は失敗しようがありません。スーパーで美味しそうなカレイを見つけたら、ぜひヘルシオで煮魚を試してみてください。