日々の出来事

7月の思い出、観蓮会

観蓮会

毎年、蓮(ハス)を見に行っています。今年も7月の初めに行ってきました。

初めて蓮を見に行ったときは、本当にきれいで感動しました。極楽浄土があるなら、まさにこのようなな世界であろうと思いました。仏教のシンボルになったのも頷けます。

蓮は水生植物で、水上に茎を伸ばして、大きな花を咲かせます。水中の地下茎はレンコンで食用になります。レンコンは「蓮根」と書きますが、根ではなく茎だそうです。

蓮は早朝から開花が始まり、午後には閉じてしまいます。そのため、観蓮会は早朝に行われます。僕は朝5時に起きて見に行っていますが、到着したときにはカメラを構えた人で混雑しています。

蓮の花の中を覗き込むと神秘的な感じがします。

蓮の名の由来

蓮という名は「ハチス」から来ていると、聞いたことがあります。「ハチス」は「蜂巣」です。蓮の花が散ると花托(カタク)に種ができるのですが、花托に種が入っている様子が「蜂の巣」に似ていることに由来しているのだとか。(花托は、花をつける枝の先端で、イチゴやイチジクの食べている部分も花托だそうです。)

白い蓮もきれいです。左にあるのが花托です。花托はちょっと怖い。

象鼻杯

茎はストローのように孔があいているので、葉に孔を開けてつなげると、漏斗(ろうと・じょうご)のようになります。なので、孔を開けた葉に酒を注ぐと茎から飲むことができます。観蓮会によっては、サービスでそうやってお酒を飲ませてくれる「象鼻杯」をしてくれることがあります。蓮の葉を持ち上げて飲むので、蓮の茎が象の鼻のようにみえるのです。

蓮がきれいに咲いている期間は短いので、満開の状態を見るのは難しいです。僕は毎年見に行っていますが、当たり外れがあります。でも、また極楽浄土のようなあの空間を見たいので、来年も見に行きたいと思っています。


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