猫ちゃんがいない
一軒家に引越して、間もない頃のことです。
そういえば、猫ちゃんをしばらく見ていない・・・。
部屋が多いので、どこかに隠れているのかな?
すべての部屋を覗いてみましたが、いません。
1階と2階を行ったり来たり
外に出てしまったのでしょうか?
1階で、名前を呼んでみると、
「にゃー」
そんなに遠くない。
家にはいそうです。
2階の方から鳴き声がしたので、2階に行って探してみます。
やはり、いません。
また名前を呼んでみました。
「にゃー」
今度は、1階の方から鳴き声がします。
1階に降りて、猫ちゃんを捜索。
やっぱりいない。
もう一度、名前を呼ぶと、
「にゃー」と2階の方から。
また、2階へ。
いません。
1階に行けば2階から、2階に行けば1階から、声がする。
猫ちゃんは、どこへ?
このままだと、猫ちゃんが衰弱して死んでしまうかも。
と、最悪の事態を考えてしまいました。
和室にて
階段を登ったり降りたりを繰り返して疲れてしまって、1階の畳の部屋に倒れ込んでしまいました。寝転んでいると、「にゃー」と猫ちゃんの声が聞こえます。今までより近くに聞こえる気が・・・。
さっきも見たけれど、押し入れの中をもう一度確認してみようと、押入れのふすまを開けてみました。
すると、ふと気づいたのです。
押入れの天井の板がずれて、開いていることに。
中板に乗って、板をさらにずらしてみると、天井の上に空間が広がっています。
懐中電灯を持ってきて、その空間をのぞいてみると、キラーンと光る瞳が2つ。
猫ちゃんは、1階の天井裏に入り込んでいたのでした。
呼びかけると猫ちゃんが寄ってきたので、抱き上げて救出したのでした。
猫ちゃんはホコリだらけになっていて、僕はくしゃみがしばらく止まりませんでした。
1階の天井裏
古い一軒家には、配管などを通す1階の天井裏を高く取っている家があるようです。メジャーで高さを測ってみると、うちのは80cm近くありました。
1階の天井裏は、押入れの板(浮き板) を持ち上げると入れるようになっていることが多いそうです。
そんな空間があることを、今まで全く知りませんでした。
教訓
古い一軒家で猫がいなくなったら、1階の天井裏も探さないといけない。
ブログ村の「ライフスタイルブログ」ランキングに参加しています。
にほんブログ村
無事見つかってよかったですね!
好奇心旺盛な猫ちゃんですね!
YKさん、ありがとうございます。
1階に天井裏があるとは知らなかったので、びっくりしました。
猫ちゃんは冒険できて、楽しかったでしょうね。